アダルトチルドレンは特別な人だけではありません!
機能不全の家族の中で演じるようになる心理的役割
ほぼ全ての人に潜在しています。
一生自分のアダルトチルドレン像に支配され
自分の本当の感情を表現できることができなくなります。
自分の中のアダルチルドレン像を認識し、手放すことはできますか?
ヒーロー(英雄)/“無理に頑張る役”
家族が機能するために頑張り続ける。
周囲からはしっかり者や頑張り屋さんで
あると評価されることが多い。
でも、その行動は自分のためではない。
クラウン(ピエロ)/“道化を演じる役”
おどけたり、冗談を言ったり、ふざけたりして
笑わせ、家庭を明るくしようとする。
可愛がられることも多いが、自己評価は低い。
幼少期に他人の機嫌に気を使うことを
強要された結果である可能性が高い。
プラケーター/“(母親を)慰める役”
気分が落ち込んでいる、疲れているような
家族をいつも慰めている。
一見無私の奉仕に見えるような、
「母親の愛情」に似た無条件の愛情を、
多くの人に向ける。「自分が相手に与え
続けること」が自身の存在理由だと
思っている
ロストワン(いない子)/“いないふりをする役”
家族とのコミュニケーションにおいて
一種のあきらめがある。自分の感情を
自分で処理する傾向が強く、このため人を
避けようとするとも。家族の中での存在を
消し気配を感じさせずに生きていこうとする。
いつも一人で孤独に過ごす。
スケープ ゴート(生け贄)/“ダメを背負う役”
「全て自分のせいだ」という幻想。
問題行動を起こしたり、過剰に低い成績を取ったりすることで、家族の中で悪者や
問題児となる。
憎しみや怒りや不満、鬱憤を一人で引き
受けようとする。迷惑をかけ、心配をさせ、苦労をさせ、手間を掛けさせ
「この子さえ居なければ!」という原因で居続ける。
ロンリー(いない子)/“自分の殻に閉じこもる役”
自分を理解してもらえないという不安から、自己開示をするのが苦手で深い人間関係を築けない傾向。
子供の頃に、否定されて育ったり褒めてもらえない。
親や学校から理解されないことへの悲しみを常に感じて生活していることが多いとされます。心の中は悲しみでいっぱいになっているが表に出さないとされます
プリンス(従順)/“周囲の期待に応える八方美人”
「親からは溺愛され、親の望むとおりに振る舞ってきたので自分というものがわからない。
親の理想を押し付けられ、その通りに生きてきたため、自己を持つことなく大人になる。
自己を持たない為、自分の意見ではなく周りに合わせる事によって生きてきたため、
指示が良く通る、協調性が高い反面自己肯定力が低く、周りに流されやすい傾向。
イネイブラー/“支え役の子ども”
他人の世話を焼く、相手の心配をすることで自分の問題から目をそらす。
偽親と呼ばれることも。「自分のことを考えない」傾向のため、その分相手しか見えていない。
同情心が強く、甘えてくる相手を突き放すことができない。
母親に代わって、幼い兄弟の面倒をみたり、父親の代わりをしたりします。
リトルナース/“血縁以外の世話焼く役”
子供が子供のままでいられず、依存的な親の
面倒を小さなうちから見なければならなかった。誰かに尽くさないと、自分の価値が感
じられない。人のために生きているので、
自己主張が出来ず、頼まれたら断れない